皆さんこんにちは。院長の猪島です。
やっと秋らしい季節が訪れそうで冬好きな私は大変喜んでおります。
今年は過去一番多い、肺炎の患者さんと向き合っております。
長引く咳、発熱があったという症状の後ろに、肺炎が隠れている患者さんがとても多いです。
胸部レントゲンを撮ると肺に影があり、場合によってはCTを撮影するとどのような肺炎なのか(場合によってはそれ以外の疾患のこともありますが)を読み取ることができます。
その結果に応じて喀痰検査、血液検査、細菌検査(PCRを含む)を追加し、原因を検索していくことになります。
炎症所見や咳がひどい場合は、早く症状が改善するように点滴をして血液に直接薬を投与することがあります。
風邪は万病のもとといいます。長引く咳や発熱がある場合は、ぜひ早めに受診ください。なるべく入院せずに済むような治療を心がけております。(病状によって必要がある場合は入院をご紹介しております)
肺炎になった場合は、なるべく栄養の高いものをたべて、水分をとって、急速に心がけて療養されてください。
肺炎にならないためには肺炎球菌ワクチンも有効です。65歳になったらぜひ肺炎球菌ワクチン接種をお願いします!