その咳、放置していませんか?~気管支喘息の早期発見と専門医による治療について|医療法人ベル会 ベルいやしの呼吸器内科・内科|福岡市早良区小田部の呼吸器内科

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院長ブログ

その咳、放置していませんか?~気管支喘息の早期発見と専門医による治療について|医療法人ベル会 ベルいやしの呼吸器内科・内科|福岡市早良区小田部の呼吸器内科

「咳が2週間以上続いているけど、ただの風邪だろう」と思っていませんか?
実は、長引く咳の原因のひとつに気管支喘息があります。早期に適切な治療を受けることで、症状をしっかりコントロールできる病気です。福岡市早良区で呼吸器専門医として診療する院長が、わかりやすく解説します。

気管支喘息とはどんな病気?
気管支喘息は、気道(空気の通り道)に慢性的な炎症が生じ、気管支が狭くなることで呼吸が苦しくなる病気です。アレルギーが関与するケースが多く、ハウスダスト・花粉・ペットの毛などが引き金になることがあります。
日本では成人の約3〜5%が喘息を持っていると言われており、決して珍しい病気ではありません。しかし適切な治療を受けずに放置すると、気道の壁が厚くなり(リモデリング)、元に戻らなくなるリスクがあります。

こんな症状はありませんか?
以下の症状が当てはまる場合、気管支喘息の可能性があります。早めに呼吸器専門医への受診をおすすめします。

夜間・早朝の咳
特に夜中から明け方にかけて咳き込む
ゼーゼー・ヒューヒュー
息をするときに音が出る(喘鳴)
運動後の息切れ
少し動くだけで呼吸が苦しくなる
2週間以上続く咳
風邪薬を飲んでも治まらない
季節性の悪化
春や秋に決まって咳が強くなる
特定の場所での悪化
ほこりの多い場所や屋外で悪化する

⚠️ 院長より:「咳だけで喘息?」と思われる方も多いのですが、喘鳴(ゼーゼー音)や呼吸困難がなくても、咳が主な症状の「咳喘息」も存在します。市販の咳止めで改善しない場合は、ぜひ一度ご相談ください。

当院での診断・治療の流れ
当院では院内に最新の検査機器を完備しており、初診当日に詳細な検査・診断が可能です。

1
問診・聴診 症状の経過、生活環境、アレルギー歴などを詳しく伺います。
2
呼吸機能検査(スパイロメトリー) 肺の機能を測定し、気道の狭窄程度を数値で確認します。
3
胸部レントゲンもしくはCT検査 レントゲンや必要に応じて院内完備のCTで、肺の状態を素早く評価します。結果はほぼ当日中にご説明します。
4
血液検査(アレルギー検査) 原因となるアレルゲンを特定し、日常生活での対策に活かします。
5
吸入療法の開始・指導 吸入ステロイド薬を中心とした治療を、正しい吸入方法の指導とともに開始します。
喘息は「完治」ではなく「コントロール」が目標です。
適切な治療により、症状のない状態(コントロール良好)を維持しながら、普通の日常生活を送ることができます。薬を自己判断でやめると再燃することが多いため、専門医と一緒に長期的に管理していくことが大切です。

(よくあるご質問)
Q)喘息の薬はずっと飲み続けないといけませんか?
A)症状が安定してくれば、段階的に薬を減らせる場合があります。ただし自己判断でやめると再発のリスクがあるため、必ず専門医と相談しながら調整してください。
Q)吸入ステロイドは体に悪影響がありませんか?
A)吸入ステロイドは直接気道に届けるため、内服薬と比べて全身への副作用がきわめて少ないです。長期使用の安全性が世界的に確立されており、適切に使用すれば安心してお使いいただけます。
Q)子どもの喘息と大人の喘息は違いますか?
A)原因や症状は重なる部分が多いですが、成人喘息は自然に治ることが少なく、長期管理が重要です。当院では成人・高齢者の呼吸器疾患を専門に診療しております。

福岡市早良区・姪浜エリアのかかりつけ医として
長引く咳・息苦しさのご相談はベルいやしの呼吸器内科・内科へ。WEB予約・オンライン診療対応。CT・血液検査を院内で完結できます。

猪島 尚子(いのしま なおこ)
院長 / 日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医
医療法人ベル会 ベルいやしの呼吸器内科・内科