「その咳、放置していませんか?」|医療法人ベル会 ベルいやしの呼吸器内科・内科|福岡市早良区小田部の呼吸器内科

〒814-0032 福岡県福岡市早良区小田部7丁目16-1
092-984-0101
ヘッダー画像

院長ブログ

「その咳、放置していませんか?」|医療法人ベル会 ベルいやしの呼吸器内科・内科|福岡市早良区小田部の呼吸器内科

【呼吸器内科】【気管支喘息】【院長ブログ】
「その咳、放置していませんか?」
気管支喘息の早期発見と専門医による治療について
2026年7月2日  著者:院長 猪島 尚子(日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医)
📝 この記事を読んでほしい方
「咳が2週間以上続いているけど、ただの風邪だろう」と思っていませんか?実は、長引く咳の原因のひとつに気管支喘息があります。早期に適切な治療を受けることで、症状をしっかりコントロールできる病気です。福岡市早良区で呼吸器専門医として診療する院長が、わかりやすく解説します。

気管支喘息とはどんな病気?

気管支喘息は、気道(空気の通り道)に慢性的な炎症が生じ、気管支が狭くなることで呼吸が苦しくなる病気です。アレルギーが関与するケースが多く、ハウスダスト・花粉・ペットの毛などが引き金になることがあります。

日本では成人の約3〜5%が喘息を持っていると言われており、決して珍しい病気ではありません。しかし適切な治療を受けずに放置すると、気道の壁が厚くなり(リモデリング)、元に戻らなくなるリスクがあります。

こんな症状はありませんか?

以下の症状が当てはまる場合、気管支喘息の可能性があります。早めに呼吸器専門医への受診をおすすめします。

● 夜間・早朝の咳 特に夜中から明け方にかけて咳き込む
● ゼーゼー・ヒューヒュー 息をするときに音が出る(喘鳴)
● 運動後の息切れ 少し動くだけで呼吸が苦しくなる
● 2週間以上続く咳 風邪薬を飲んでも治まらない
● 季節性の悪化 春や秋に決まって咳が強くなる
● 特定の場所での悪化 ほこりの多い場所や屋外で悪化する

⚠️ 院長より
「咳だけで喘息?」と思われる方も多いのですが、喘鳴(ゼーゼー音)や呼吸困難がなくても、咳が主な症状の「咳喘息」も存在します。市販の咳止めで改善しない場合は、ぜひ一度ご相談ください。

当院での診断・治療の流れ

当院では院内に最新の検査機器を完備しており、初診当日に詳細な検査・診断が可能です。

1. 問診・聴診 症状の経過、生活環境、アレルギー歴などを詳しく伺います。
2. 呼吸機能検査(スパイロメトリー) 肺の機能を測定し、気道の狭窄程度を数値で確認します。
3. 胸部レントゲン・CT検査 院内完備のCTで、肺の状態を素早く評価します。結果はほぼ当日中にご説明します。
4. 血液検査(アレルギー検査) 原因となるアレルゲンを特定し、日常生活での対策に活かします。
5. 吸入療法の開始・指導 吸入ステロイド薬を中心とした治療を、正しい吸入方法の指導とともに開始します。

✅ 喘息は「完治」ではなく「コントロール」が目標です
適切な治療により、症状のない状態(コントロール良好)を維持しながら、普通の日常生活を送ることができます。薬を自己判断でやめると再燃することが多いため、専門医と一緒に長期的に管理していくことが大切です。

よくあるご質問

Q. 喘息の薬はずっと飲み続けないといけませんか?
A. 症状が安定してくれば、段階的に薬を減らせる場合があります。ただし自己判断でやめると再発のリスクがあるため、必ず専門医と相談しながら調整してください。
Q. 吸入ステロイドは体に悪影響がありませんか?
A. 吸入ステロイドは直接気道に届けるため、内服薬と比べて全身への副作用がきわめて少ないです。長期使用の安全性が世界的に確立されており、適切に使用すれば安心してお使いいただけます。
Q. 子どもの喘息と大人の喘息は違いますか?
A. 原因や症状は重なる部分が多いですが、成人喘息は自然に治ることが少なく、長期管理が重要です。当院では成人・高齢者の呼吸器疾患を専門に診療しております。

🏥 福岡市早良区・姪浜エリアのかかりつけ医として
長引く咳・息苦しさのご相談は、ベルいやしの呼吸器内科・内科へ。 ・WEB予約・オンライン診療対応 ・CT・血液検査を院内で完結 ・日本呼吸器学会認定の女性専門医が丁寧に診察 お気軽にご予約・ご相談ください。

───────────────────────────────────────
ベルいやしの呼吸器内科・内科 院長 猪島 尚子
日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医 / 医療法人ベル会